暑い夏に冷たい素麺
食欲のない夏の日にも箸がすすみます
夏の風物詩であるこの素麺
実は
真冬につくられているのだそうです
寒さ厳しい冬の真夜中
練りに練られて伸ばされ
夜明けと同時に天日に干され
乾かされるのです
一番寒い季節の
一番寒い時間での作業
寒風にさらされるほど
素麺の味はよくなるといいます
味わい深い人というのも
厳しく辛い人生の寒風に
さらされ通るところから
人間的な味わいや深みが出るのでしょう
今の苦労は先の楽しみ
厳しい困難な時を経て
人としての味わいと深みを
増していくのかもしれません
暮らしのヒント、心づかいのヒントになる
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【心の散歩道】#060 そうめん