夫婦

「十四年 父の無能を吹き込まれ
ようやくわかった母の愚かさ」

中学生が詠んだ歌だそうです

自分の立場を良くするために
相手を悪く言う
母の愚かさを感じたのでしょう

『どんな男でも 女房の口しだいやで
人から阿呆やと言われるような男でも
家に帰って女房が
「あなたお帰りなさい」と丁寧に扱えば
世間の人も
「わしらは阿呆と言うけれども
女房がああやって丁寧に
扱っているところを見ると
あら偉いのやなあ」

と言うやろう

亭主の偉くなるのも阿呆になるのも
女房の口一つやで』

天理教教祖伝逸話篇「女房の口一つ」

天理教では
『男は柱 女は台』
と申します

台は目立ちませんが
台が揺れれば柱は倒れます

家族も亭主も子どもも
台次第でどっしりと落ち着いたり
ぐらぐらと揺れ動いたりするのです

「十四年 父のお陰と吹き込まれ
ようやくわかった母の偉大さ」

しっかりとした台の上で育つ子どもは
柱に 台に
尊敬の思いを抱くことでしょう

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【心の散歩道】#065 夫婦

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