一粒の種

その種のカラを破って
芽が出て根をはり
茎を伸ばして花を咲かせ
実をつけていくのが植物です

庭の草花を引き抜いてみてください
どこにも元の種の姿はありませんよね

もしも種が元の姿のままで 
いつまでも変わらなければ
芽も出ず花も咲きません

早朝の冷え込み
太陽の陽射し
雨の潤い

種はまわりの自然すべてを
ありのままに受け止めて
芽を出し
花を咲かせ
実を結んでいきます

人生においても
まず自分自身の心が変わらなければ
新しい道はひらけないでしょう

殻に閉じこもることなく
今おかれている現状を
ありのままに受け止めて
自分の心を変えていく

そこに必ずうるわしい花が咲き
豊かな実りがあると信じます

暮らしのヒント、心づかいのヒントになる
リーフレット「心の散歩道」を毎月お配りしています。
お問い合わせは、

天理教髙知大教会 088(822)7717 まで
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【心の散歩道】#055 種

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