小悟への道筋

朝づとめ後は、神殿地下で朝食まで稽古をするのが最近の日課となってきています。笛を教える時に必ず伝えるのが、”もっと力を入れてください。もっと力を抜いてください。”この二つです。

笛を段々と修めてゆく面白さ、難しさは一言では言えませんが、”力を抜かないと音が出ない、音が出ないと力が抜けない”。これなのです。これを言うと大体の人は一瞬考え、???となります。しかしこの二つのど真ん中を進んでいくのが龍笛の稽古なのです。これはおつとめの篠笛にも通じます。

今朝は名曲中の名曲(勝手に思っているだけですが)林歌を吹きました。

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この記事を書いた人

柿谷貞洋(後川分教会)
現在髙知大教会 ひのきしん青年(2021年の4月〜1年間)

天理大学国際文化学部ブラジル学科卒、雅楽部在籍。卒業後ECCアーティストカレッジ難波校にて龍笛、右舞講師担当。数年日本で雅楽活動を行った後2009年より二年間渡米。NYコロンビア大学雅楽コースにてインストラクターを務める。ソロ活動を含め、これまで、バイオリン、コントラバス、ハープ、ピアノ、アコーディオン、箏、和太鼓、篠笛、日本舞踊、茶道など様々な他分野のアーティストと共演。中国、韓国、ロシア、ウクライナ、オ―ストラリア、シンガポール、インド、その他ヨーロッパ数ヵ国にて演奏。2010年に初の創作曲“Five Elements”をニューヨークにてモダンダンサーと発表する。2011年、ジャパンソサエティーでの東日本大震災復興のためのソロ演奏で、米紙NY Timesより、 「色彩豊かな、時に畏怖すら覚えるほどの烈々たる鋭気をまとう演奏」と高い評価を受ける。近年、空間芸術としての雅楽にも力を入れている。2016より高知県在住の弦楽器、管楽器で構成された音楽家のバンド「fairy pitta」のメンバーとしても活動中。
趣味:茶道、読書、映画 etc

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