日々暮らしている中で
自分の欠点や短所には
なかなか気がつきにくいものです。
しかし
周りの人の欠点や短所というものはよく見えます。
そして
その欠点を改めて欲しいと願ってしまう。
それを最終的に口から発する
捨て言葉。
それは人の心を傷つけ
人と人との関わりを断ち切ってしまうこともあります。
教祖は
『仇言にも捨言葉 神は大嫌い。』
(M24.1.28)
と仰せられています。
捨て言葉を放ったところで
相手が自分の思い通りに変わるかといえば
そうではないですよね。
人の心はそう簡単に変わりません。
むしろ自分の心が濁るだけですよね。
そこで相手の短所を探して不足を増やすのではなく
長所に気付いて喜ぶことが大切だと思います。
その気付き一つで心は晴れ
「自分はどうだろうか」と
自分の心遣いを省みる良い機会にもなります。
私たち人間は神様の子どもであり
お互いは兄弟姉妹なんだという自覚を持ち
人の長所に気付く努力をさせていただきたいものです。