布教所を開設する日、皆さんに出すお料理の仕出しを近くの寿司屋さんにお願いしていた。
お料理の上にお祝いと書かれた封筒が…
「?…これは?」
と尋ねると
「僕、天理高校出身なんです‼気持ちばかりですが…」
と2000円を下さった。
そして魚屋さんに頼んでいた鯛を取りに行くと、店主からこれもお祝いと書かれた封筒が…
こんなことも
お稽古で通っていたお絵描きの先生に、生徒さんたちが全員帰るのを待って
「私、天理のこどもおぢばがえりと言う行事に参加しますのでしばらく休みます」
と言って、黒板に八つのほこりの事など書いて、神様の事などを先生に話した後
「あなたが神様の所へ行かれるなら、少しですがお供えを」
と紙に包み2000円下さった。
こんな方々に会うたび 私はハッとさせられ
自分を振り返ってみる
この記事を書いたのは…
- 名前:甲斐繁子(かいしげこ)
- 教会:百萬分教会(宮﨑部属)
- 立場:教人
- 所在:大阪市東住吉区
- 猛暑とコロナに閉じ込められ自由を失った老人の日課は、ごみや吸い殻、缶拾いと草むしり。認知症の予防にもなると大教会からのオファーに応え、これまでの日々のあれこれを振り返ってみることにしました。
- 文章に添えられたイラストも甲斐さんの手によるもの