心定め

昨年の2022年10月、真柱様より諭達第4号が発布されました。皆様、それぞれにこの3年間への心定めや抱負を持たれて居られることでしょう。

今年の干支は「兎」で、兎が飛び跳ねることから飛躍の年と言われることが多いのですが、年祭に向かってホップ、ステップ、ジャンプといきたいですね。

思いますに、百年祭はともかく、10年ごとの年祭そのものに特別な意味がある訳ではないでしょう。それに意味を与え意義あるものにするのは、あくまで人間側にあり、それぞれの勤めの結果ということだと思います。

東京オリンピックで金メダルを取った伊藤美誠選手は、幼い頃から母親と二人三脚で卓球を始めたのですが、小学校6年生の時に「オリンピックに出て優勝したい」という題名の作文を書き、まず4年後のリオ五輪に出場し、次の東京五輪で優勝するという目標を定め、過酷な練習を重ね、夢を実現させました。
ボクシングの入江聖奈選手もまた、同じ小学校六年の時に、東京五輪に出場すると宣言し、周囲が苦笑する中、必死に努力して五輪出場を果たしたばかりか、見事優勝までしてしまったのでした。

彼女らが数年先を見据えて目標を定め、それに突き進む姿勢は、お道の年祭に向かう心定めに繋がるかと思われます。

教祖百年祭の年、天理高校野球部は夏の甲子園大会で悲願の初優勝を果たしましたが、当時の橋本監督は百年祭に合わせ、何としても優勝して教祖にお喜び頂きたいと心定めをしたそうです。
又四国の進学校として有名な愛光学園の校長を長年務められている中村道郎先生は、布教所長もされてますが、まだ英語の教職員の一人に過ぎなかった頃、丁度百年祭のお打ち出しがあり、当時同校からの東大入学者数は20人前後だったのを、自分の受持ちの生徒が、3年後に受験を迎える当たって東大合格者を現状の倍の40人以上出すと心定めし、見事それをやってのけたのでした。ご本人曰く、その後も決して努力をしなかった訳ではないが、二度とそんな大台に乗ることはなかった、やはり年祭の力というものがあったのでしょうと。

「心定めが大事」とはよく言われますが、その目標に向かって、只管に努力を重ねるうちに、神様が力を貸して下さったとしか思えないような奇跡が起こり得るということでしょうか。

このコラムは、毎月発行の天理教宮和分教会月報「宮和だより」からの抜粋です。
掲載文:2023年1月1日発行「宮和だより」から
執筆者:二宮哲英

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