「いそいそ」「こつこつ」

 先日ようぼく一斉活動日の講習会に参加させて貰ったのですが、ビデオや講話の後に当該地区の支部長先生の挨拶がありました。
 その方は比較的若くもあり、実務経験も少ないと言うことで、自らを卑下するかのような謙虚な発言を繰り返されていたのですが、自分は大したことは何も出来てないが、『母がいつも口癖にしていた「いそいそ、こつこつ」を思い出し、自分もそれをモットーに頑張ろうと思ってやっています』と言う話をされました。その朴訥な話しぶりと内容が心に響きました。

「いそいそ」は「急ぐ」を語源とした擬態語(擬容語)なのでしょう。 辞典では「心が浮き立ち、喜び勇むさま」とありますが、腰も軽く、進んで動く立ち居振る舞いが目に浮かびます。
 ひのきしんには勇み心が大切と言われますが、「いそいそ」にはそれも含まれているように思えます。

「こつこつ」は言わずもがな。木槌で叩く音の響きのような擬音語のように思われがちですが、元々は漢語のようで兀兀(こつこつ)という漢字が使われ、地道に継続して努力・実践する様を言いますね。
 ひのきしんは「日の寄進」と表記されることがある様に、日々実行していくことが肝心とされますが、「こつこつ」はそれを意味しているように思えます。

 そのようにひのきしんに取り組む姿勢が、この「いそいそ」「こつこつ」という二つの言葉に見事に表されているように思えたのです。 教祖140年祭も残り1年半を切りましたが、結果は兎も角、勇み心と喜び心を持って「いそいそ」、そして日々「こつこつ」と邁進していきたいものです。

このコラムは、毎月発行の天理教宮和分教会月報「宮和だより」からの抜粋です。
掲載文:2024年9月1日発行「宮和だより」から
執筆者:二宮哲英

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