言葉の満足

人に何かをしてもらう時
「こんなことぐらいしてもらって当然だ」
「当たり前のことじゃないか」
と思う人は少なくありません。

例えば、毎日3食ごはんを作ってくれている人がいるとして
ある朝食卓に朝食が用意されていなければ
「あれ?今日の朝ご飯は?」
ってなってしまうと思います。

毎日3食ごはんを食べられることが当たり前になっていて
いつしかごはんを食べられることへの
感謝の心を忘れてしまっているのです。

ようこそと言うて、言葉の満足さゝにゃならん
(明治32年2月2日 おさしづ)

ようこそ作ってくださいました。
あなたのおかげです。
いつも本当にありがとう。

と相手に言葉で感謝を伝える。

その満足は相手の心の奥底に
「させてもらってよかった」という
喜びの気持ちをもたらすと同時に
「またしてあげようかな」という
気持ちを呼び起こすかもしれません。

人間誰しも
自分の力だけで生きているという人はいません。

親神様・教祖はもちろん
周りの人の支えがあってこそ
毎日を結構に通らせていただいています。

言葉の満足を与える
感謝の言葉一つで
人の心は喜びに満たされます。

日々感謝の心を言葉に表し
お互いに喜びの多い毎日を送らせていただきたいものです。

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