我が事と思たら我が事になる
人の事と思たら
人の事になってしまう
(明治31年9月30日 おさしづ)
とあります。
人のために何かする。
それは尊いことです。
ある先生は、
「百姓するにも 商売するにも 職するにも
成程 神様の御守護をいただいて
御世話させて貰う どうさせて貰う こうさせて貰う
と言うて 暮させて貰うのでしょう。
世界並は〝やろう〟と言う
天理教では〝もらう〟と言う」
仕事にしても 御用にしても
自分にとって利益がないようなことをするとき
どうしても「人の事」と思ってしまいます。
そこで どんなことも「我が事」と思って
つとめさせてもらう。
「やってあげる」のと「やらせてもらう」のとでは
大きく違ってきますよね。
人のために尽くせば
その人はその真実の心を喜び
笑顔になります。
その笑顔が
自分の喜びになって返ってくる。
人のためにと思ってしたことが
返って自分のため
自分の喜びに繋がると思います。
親神様・教祖の御守護に抱かれて
日々結構に通らせていただいている我々ですから
何事も「我が事」と思って
仕事や御用を
喜んでつとめさせていただきたいものです。
